
寿司屋なのに、店に入った瞬間「ここは本当に地球か?」と思った。神宮前の路地裏に、まさか宇宙船が停泊しているとは。鉢嶺、またしてもラファエルの自腹企画に呼ばれての参戦である。
BENI ── 宇宙船の個室を備えた、神宮前の寿司店
今回の舞台は、神宮前にある寿司店「BENI」。普通の寿司屋とは一線を画し、店内には宇宙船をモチーフにした個室が備わっているという、なんとも規格外の内装が特徴だ。

設定金額は1人25,000円。一品料理・握り・デザートから好きなものを何品でも注文でき(ドリンク代は別会計)、合計額が25,000円に最も近い人が優勝、最も遠い人が全員分の飲食代(ドリンク代含む)を全額自腹で支払う。設定金額とぴったり一致する「ピタリ賞」が出た場合は100万円が贈呈されるという、相変わらず財布にも胃袋にも容赦のないルールである。
鉢嶺にとっては、過去のゴチバトル(高級中華)に続く2度目の参戦だ。今回は収録のわずか2日前に出演が決まったというスピード参戦。しかも会場の店舗は自宅の近所にありながら、来店したことは一度もなかったというから、縁とは不思議なものである。
参加者たち、そして急遽参戦の堤下敦
この日のメンバーはラファエル、堤下敦、熊田曜子、河原由次、りさ先生、づー社長、そして鉢嶺の7名。中でも異彩を放ったのが堤下敦で、なんと収録のわずか40分前にオファーを受けての緊急参戦だった。準備する暇もないまま、いきなり自腹の恐怖と向き合うことになったわけで、同情を禁じ得ない。
ラファエルはこの日ダイエット中とのことだが、「チートデイ」を宣言し、久しぶりに米を解禁。
そして実は、堤下に負けず劣らずコンディション面で危うかったのが鉢嶺本人だ。急な出演オファーだったためスケジュール調整が間に合わず、前日も朝方まで飲んでおり、この日は酔った状態での参戦。収録前から、すでに平常心とは程遠いところにいた。
動画終盤になると、鉢嶺の顔はすっかり真っ赤に染まっていた。前夜からの酒に加え、収録中も進んだ杯の分がしっかり顔に出た格好だ。この酔い具合が勝負にどんな影響をもたらしたのか、注目していただきたいところだ。

ファーストオーダー ── ピタリ連発の序盤戦

幕を開けた序盤戦は、いきなり的中ラッシュとなった。熊田曜子と鉢嶺が注文した「白エビから揚げ」は、熊田曜子の予想1,500円が見事に的中。づー社長の「アジのなめろう」も予想1,600円でピタリと的中するなど、幸先のいいスタートを切る参加者が相次いだ。
一方、堤下敦は「鮎の一夜干し」「真だこの桜煮」「今日の煮つけ」と手間のかかりそうな料理を選び、高めの予想(合計8,500円)を立てたが、蓋を開けてみると「鮎の一夜干し」は予想3,000円に対し正解1,800円、「今日の煮つけ」は予想3,500円に対し正解2,800円と、軒並み安く出る誤算に見舞われた。「手間がかかっていそう」という見た目の印象と、実際の値段は必ずしも一致しないらしい。
鉢嶺はこのターンで「カツオ塩タタキ」「白エビから揚げ」「カキのオイル煮」を注文。「カキのオイル煮」は予想1,700円に対し正解2,000円と、わずかに読みが甘かった。
セカンドオーダー ── 河原、またしても高級ボトルへ
セカンドオーダーの前に河原は、高級赤ワイン「オーパス・ワン」を追加投入した。「結果が全てです」が持論の男の、相変わらずの豪快さである。
熊田曜子が大将にグラスの違いについて尋ねると、大将は言葉に詰まり店の奥へと消えていく。それに対して鉢嶺は「逃げるな!」とツッコミを入れ、勝負の最中にあった場を盛り上げた。

鉢嶺はセカンドオーダーで「つぶ貝」「中トロ」「あじ」「煮ほたて」「うに(むらさき・ばふん)」「金目鯛」と、一気に攻勢をかける。

この回で印象的だったのが、りさ先生のリアクション。「真だこの桜煮」を口にして、「歯がいらないほど柔らかい」と驚愕していた。堤下が序盤で高く見積もっていたあの一品、味はどうやら折り紙つきだったらしい。
また「うに(ばふん)」の予想では、づー社長が4,800円、鉢嶺が6,000円という強気な数字を提示。高級食材は、やはり見る人を気前よくさせるものである。
ラストオーダー ── 鉢嶺、胡麻アイス5個という荒業
終盤に差し掛かり、各自が金額の帳尻合わせに奔走する。
ラファエルは自身の合計がすでに25,000円に達していると判断し、ラストオーダーでは一切注文せずストップ。手堅い判断である。
一方の鉢嶺は、「白胡麻どうふと黒胡麻のアイスクリーム」をなんと5個注文するという暴挙に出た。同じデザートを5つ重ねるという発想、完全に酔いが回って正気ではなくなっているようにも見える。

づー社長は金額が足りないと見て、「フルーツワインゼリー」「黒胡麻のアイスクリーム」に加え、「のどぐろ焼」「真だこの桜煮」まで追加注文。終盤になって急加速する、見ていてハラハラする展開だ。
堤下敦は「フルーツワインゼリー」を注文し、予想2,900円(正解2,500円)を算出したうえで、「合計金額がぴったり25,000円になった」と自信満々の宣言。果たしてその読みは当たっていたのか。
結果は、動画で
7人がそれぞれの戦略で25,000円に挑んだ結果、優勝したのは誰だったのか。そして鉢嶺の「胡麻アイス5個」という大胆な一手は、吉と出たのか凶と出たのか。
最下位が支払う自腹の総額は、ドリンク代を含めて驚きの数字になったとだけ言っておく。その詳細と、誰が泣きを見ることになったのかは、ぜひ動画本編で確かめてほしい。
まとめ
宇宙船の個室で寿司をつまみながら、25,000円という的を狙って七人が右往左往する。手堅く守る者、強気に攻める者、そして終盤で胡麻アイスを5個重ねる者。高級中華、そして今回の寿司と、ゴチバトル参戦もこれで2度目になった鉢嶺だが、自腹の恐怖に慣れる日はまだ来ないらしい。近所にありながら来店したことのなかった店で、思わぬ大冒険をした一夜だった。
