
銀座で“失敗しない一杯”を。名画に囲まれた隠れ家、マスターに身を委ねる一軒、王道のラウンジまで——雰囲気も価格帯もはっきり違う3店を、数字中心にわかりやすくまとめました。
この記事でわかること
- 銀座でおすすめのバー3軒の特徴と雰囲気
- 各バーの料金目安・チャージ・席数の比較
- デート・一人飲み・接待などシーン別の使い分け
- 季節のフルーツカクテルや名物フードの楽しみ方
- 初めてでも外さない銀座バーの選び方のコツ
Table of Contents
銀座バーは数字で選ぶ:料金・席数・チャージの早見表
まずは「自分のシーンに合うか」を一目で判断。迷ったら、この表からどうぞ。
1. 名画と果実に酔う隠れ家「TANAGOKORO THE BAR」(銀座1丁目)

ここが刺さる
-
アート×木の温もり:季節ごとに名画が掛かる、木目が美しい静謐な空間。
-
“旬”が主役の一杯:メロン・マンゴー・柑橘・苺など、その時期に最もおいしい果実で仕立てる季節のフルーツカクテル¥1,800〜。ベース酒は白ワインやウォッカなど希望に合わせて微調整。
-
チャージに“本気”のお通し:自家製ローストビーフまたはアールグレイプリンから選べる贅沢仕様。
バックバーのこだわり
-
国産モルト:王道のサントリー・ニッカに加え、桜尾(広島)や許田(沖縄)など注目のシングルモルトもラインナップ。
-
**ウイスキーは¥1,200〜**で、初めての国産モルト体験にも最適。
実用情報
-
チャージ:¥1,500+サービス10%
-
席:カウンター/テーブル/半個室あり(約14席)
-
禁煙、予約可
-
住所:東京都中央区銀座1-8-15 B1F
-
電話:03-3567-8466
-
アクセス:有楽町線「銀座一丁目」徒歩約1分
2. マスターに任せる一杯「shot bar the mint」(銀座2丁目)

ここが刺さる
-
路面×レンガ外観でふらっと入りやすい。“待ち合わせ前の1杯”や“帰り際のもう1杯”に強い一軒。
-
マスターの所作がやさしい:好みを伝えれば、**定番カクテル¥1,000〜**でぴたりと合わせてくれる。
-
看板の1杯:バーボンをベースに角砂糖とアンゴスチュラ・ビターを溶かしながら味を育てる**「オールドファッションドグラス」¥1,650**。上にオレンジの泡をのせるのが店主流。
使い勝手のよさ
-
ジャズが流れる落ち着き。カウンターメインで一人飲みもしやすい。
-
おつまみはナッツ¥900など軽め。喫煙可の貴重なバーという点も差別化。
実用情報
-
席:15席(カウンターメイン)
-
住所:中央区銀座2-6-16 第二吉田ビル1F
-
電話:03-6228-6264
-
営業:月–金20:00–翌2:00、土18:00–24:00、日祝休
-
最寄り:銀座一丁目駅 徒歩約1分
3. 王道のくつろぎ「Bar Lounge 南蛮1934」(銀座5丁目)

ここが刺さる
-
**1934年創業の前身「茶房 南蛮」**にルーツを持つ、銀座の記憶を継ぐ一軒。樹齢約300年の欅一枚板カウンターとホテルライクなラウンジが象徴。
-
シグネチャー:プレミアム・ジンにシェリーを重ねる**「南蛮マティーニ」¥2,000**。季節のフルーツはノンアル¥2,200/スタンダード¥2,400/シャンパン¥2,600。
-
食の強さ:同ビルの**「南蛮銀圓亭」の特製ビーフヒレカツサンド¥3,600**をバーで楽しめる贅沢。
音楽とパーティ対応
-
月1回のSpecial Live Nightはミュージックチャージ無料。
-
宴会プラン:120分フリードリンク+フードで**¥12,000/¥15,000**、10名〜・3日前まで予約。大人数や貸切にも柔軟。
実用情報
-
チャージ:¥1,100
-
席:約50席、禁煙(喫煙スペースあり)
-
営業時間:平日17:00–24:00(L.O.23:30)/土17:00–23:00(L.O.22:30)/日祝休
-
住所:東京都中央区銀座5-4-8 銀座カリオカビル6F
-
電話:03-3571-7686
-
最寄り:銀座駅 徒歩約2〜3分
シーン別:あなたに合うのはどの1軒?

デート・記念日
-
TANAGOKORO:名画と木の温もり、果実のカクテルで華やかに。写真映えも◎。
-
南蛮1934:席のゆとりと上質なサービスで、会話を邪魔しない。
一人でしっぽり
-
the mint:20:00以降にふらっと。¥1,000台からの王道カクテルで肩の力が抜ける。
接待・会食後の2次会
-
南蛮1934:席数が多く、ソファの落ち着き、喫煙スペースの配慮も強い。
2軒目の軽い一杯
-
TANAGOKORO:フルーツで口福の締めを。ジャパニーズモルトの飲み比べも楽しい。
“賢い注文”のコツ(はじめてでも外さない)
最初の一杯は「温度×度数×香り」で伝える
-
例:「アルコールは弱めで、柑橘、さっぱりめ」「ハーブが香るドライな一杯を」。
-
バーテンダーはこの3点で最適解を組み立てます。
-
価格レンジの目安:銀座のオーセンティックバーは¥1,500〜¥2,500が中心、ハイエンドは¥3,000台も。
チャージと会計
-
チャージの有無と支払い方法は入店時に確認。南蛮1934は¥1,100、TANAGOKOROは¥1,500+10%と明示あり。the mintはチャージ記載なしのため、最初に確認すると安心。
3店の“強み”をもう一度:指名買いポイント表
| 目的 | ベスト | 理由(数で納得) |
|---|---|---|
| フルーツカクテルを主役に | TANAGOKORO | 季節の果実を都度仕立て/¥1,800〜で映える |
| 喫煙しながら一杯 | the mint | 全席喫煙可。路面・15席でふらっと入れる |
| 4〜10名以上でゆったり | 南蛮1934 | 約50席、120分飲み放題付きプラン**¥12,000/¥15,000**、月1ライブも(MCフリー) |
銀座ナイト“はしご”モデル(2.5〜3時間)
-
19:00 TANAGOKORO(約60分)
季節のフルーツ×1、国産モルト×1。 -
20:30 南蛮1934(約60〜90分)
南蛮マティーニ→カツサンドで小腹を満たす。 -
22:00 the mint(30〜45分)
締めのオールドファッションドグラス。
歩行距離はいずれも徒歩10分圏内。複数駅からのアクセスが良いのも銀座の強みです。
まとめ:銀座の夜を“自分のもの”にする3指針
銀座で理想のバーを選ぶときは、まず「どんな空間で過ごしたいか」を考えるのがポイントです。名画に囲まれた落ち着いた隠れ家、レンガ造りの路面店、あるいは王道のラグジュアリーラウンジ——それぞれ雰囲気が大きく異なるため、自分の気分やシーンに合わせて選ぶことで満足度が高まります。
次に「数字」を意識しましょう。ドリンク価格は1,000円台から2,500円程度が相場で、チャージ料は1,100円〜1,500円+サービス料、席数は14席から50席と幅広いので、予算や人数に合わせて比較することで失敗を避けられます。
最後に「使い方」で選ぶこと。デートや記念日なら雰囲気を重視したバーを、一人で静かに飲みたいならカウンターメインの小さなバーを、接待やグループなら席数が多く貸切やパーティプランに対応できるバーを選ぶと安心です。
この3つの指針を押さえれば、銀座の夜はもっと自由に、そしてあなたらしく楽しめるはずです。
-
記事監修者
CEO鉢嶺祐矢

銀座のナイトワーク業界で一線を画す存在として知られる株式会社ZENNO GROUPの代表取締役。銀座の高級クラブで14年間にわたり黒服として活躍し、その経験をもとに業界向けのさまざまなサービスを提供。非効率な業務体系を改善するため、株式会社ZENNO GROUPを創業し、業界の発展に貢献している。
鉢嶺祐矢のSNSと関連リンク
- Instagram: @88.hacci.88
- the Focus: 鉢嶺祐矢のインタビュー
- Laule’a出版 賢者らの月読記: 元銀座の黒服が語る、接客業の秘訣
- 地域色彩: ZENNO GROUPの詳細
- GLOCAL.: ZENNO GROUPの取り組み
- Qualitas Column:きらびやかな「銀座の夜」に革新をもたらす。
- シーサイドFM85.5:鉢嶺祐矢インタビュー





